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【卒業シーズン】2016年大学新卒者、予想する初任給額は?

2016-05-26 人民網日本語版 人民网日文版



765万人!今年大学を卒業する学生数は過去最多記録を更新した。さらに、経済の下振れ圧力は依然として大きいことから、今年は「最も困難な就業年」と言われている。しかし調査の結果、新卒者の多くが楽観的な気持ちを抱いており、今年の就職戦線を何とか生き残れるだろうと期待していることが判明した。

 

○報告:新卒者の過半数、「今年の就職戦線を何とか生き残ることができる」

 

求人サイト「智聯招聘」が中国新聞網に提供した報告によると、大学新卒者の半数以上は、「今年の就職戦線を何とか生き残ることができる」と考えていた。彼らがこのような楽観的な心理状態を抱いている理由の一つとして、今年の新卒者がまだ実際に社会人になっている訳ではなく、人材市場の競争圧力を実感していないことが挙げられる。また、「90後(1990年代生まれ)」の多くが、物が豊かな時代に育っており、生存競争に対する圧力をさほど実感していないことがもう一つの理由とみられる。

 

各求人サイトの報告でも、「90後」の大学新卒者にとって、仕事は、「生計を得るための手段」だけではなく、「自己実現する上での重要なプロセス」でもあると指摘されている。

 

○新卒者が予想する初任給額は5千元以下

 

注目すべきは、複数の求人サイト報告によると、2016年大学新卒者のほとんどが、予想される初任給を低く見積もっていたことだ。智聯招聘の報告によると、2016年大学新卒者が予想する初任給額の平均は4985元。「58同城」の調査研究データによると、新卒者のうち、「初任給は4千元以下」と予想している人は6割を上回った。また、「趕集網」」は、「新卒者の半数以上が予想する初任給は3千元以下」としている。

 

○業種:インターネット関連業・金融業が新卒者に人気

 

58同城」人材担当の劉侃氏は、新卒者のポスト選択に関し、「今年の人材市場では、事務や総務関連など条件が比較的緩いポストのほか、自動車、電子、コンピュータ、メンテナンス、エンジニアリングなど技術的な価値がやや高い第一線の技術ポストが、企業側の人材ニーズとマッチしたことから、『最も困難な就業年』において最も就業しやすいポストとなった」と指摘した。

 

赶集網の報告によると、ホワイトカラーのポストのうち、事務関連は新卒者に最も人気があり、求職者の割合は8.5%に上っている。ブルーカラーのポストでは、技術労働者現場作業ポストの求職者が最も多く、5.06%を占めた。

 

智聯招聘のデータによると、新卒者が就業を希望する三大業界は順に、▽IT/インターネット/通信/電子▽金融/銀行/投資/基金(ファンド)/証券/保険▽政府/公益事業/非営利組織――だった。また、実際の就業者数別にみると、IT/インターネット/通信/電子業界は、今年度新卒者を最も多く採用する業界となり、29.5%を占めた。加工/生産/製造/自動車業(16.1%)と金融/銀行/投資/基金/証券/保険業(13.7%)がこれに続いた。

 

○調査:学歴が高いほど初任給も高い

 

中国人的資源社会保障部(省)労働賃金研究所の「新卒者の初任給」に関する研究報告書によると、09年以降、中国全土の大学新卒者数は増加の一途をたどっており、毎年平均約20—30万人のペースで増加している。年々、就職が難しくなる一方だ。それに伴い、新卒者の初任給の特徴も変化している。

 

新卒者の初任給は基本的に安定しているものの、専攻により差が大きい。求人サイト智聯招聘のモニタリングによると、15年の新卒者の初任給は平均4793(8万円)と、それまでに比べて顕著に増加した。16年の新卒者の希望初任給額は平均4985(83200)だ。

 

専攻により、初任給も異なり、最も多いのは、工学や法学などを専攻していた新卒者。15年の平均額は5100(85100)以上。一方、少なかったのは教育学、農学、哲学などを専攻していた新卒者だった。第三者教育データコンサルティング調査機関麦可思(MyCOS)の調査データによると、15年の学部新卒者の卒業半年後の月給のうち、比較的多いのは、コンピューター科学技術を専攻していた新卒者で4978(83000)。就職率の高い財務管理を専攻していた新卒者の月給は平均3645(6800)だった。

 

学歴が高いほど、初任給も高い。労働賃金研究所の研究によると、学歴と初任給は正比例している。各学歴の教育の収益率(1年、もしくは1段階追加的に教育を受けた場合賃金がどの程度上昇するかを表す) を見ると、専科(短大)0.4%、学部4.6%、修士課程69.7%、博士課程84.4%となっている。



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